日本刀由来の言葉たち

普段、現代に生きる私たちの生活の中でもよく耳にしている言葉の中には、多く日本刀に関わる言葉があるというのはご存知でしょう。近年では、私たちでも意味がわからず困惑してしまうような、外来語と日本語を組み合わせ、新しい意味を持たせたような造語や略語が流行したりしており、日本語や漢字の検定試験などでしか耳にしなくなったものも多くなったようにも感じられるのではないでしょうか。その略語のひとつ「元サヤ」という例を挙げてみましょう。これは「もとの鞘におさまる」という言葉の略であり、復縁を意味する時に使用されるとする言葉でしょう。略されてはいないですが、他にも気が合わないことを「ソリが合わない」と表現したり、激戦を「鍔迫り合い」また「鎬を削る戦い」と表したり、また「伝家の宝刀」「一刀両断」などなど多く聞き覚えのある言葉ではないでしょうか、中でも最も利用されているのは「真剣」なのではないでしょうか。「真剣」とは、もともと本物の刀を指しており、このことから本気や、真面目なことを指す場合に使われるようになったとされています。「真剣味」「真剣勝負」など、様々な言葉と組み合わされ、多用されているように感じられるのではないでしょうか。この「真剣勝負」という言葉は、スポーツの世界ではもちろん、近年では会社や企業でも耳にするようになってきたのではないでしょうか。それは、社会の発展により、企業の合併や買収などが盛んになり、その競争が激しくなっているという背景によるものなのかもしれません。「白刃一閃」の「真剣勝負」が、言葉と共に現代社会の多くの場面で見られるようになっていると言えるのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です